「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」
6年生の国語の教科書にこんな短歌が取り上げられています。この短歌は幕末の福井の歌人橘曙覧(たちばなのあけみ)が残した独楽吟(どくらくぎん)という歌集の中の一首です。独楽吟は日常生活の中で見つけたささやかながらも楽しい瞬間が表された52首の短歌から成っています。曙覧の暮らしは貧しかったそうですが,家族とむつまじく心豊かに生きる姿が伝わってきます。
さて,6年生の作った現代版独楽吟が教室の前に掲示されていたのでここに紹介します。16人それぞれの楽しみがよく伝わってきて,ほほえましい気持ちにさせられます。




