9月16日に刈った稲を今日まで『はさがけ』をしておきました。予報では,今日の午前中には雨が降るとのことで,リレー練習終了直後に稲の取り込み作業を行いました。天日干しのお米は美味しいと聞きますが,そのことについて少し調べてみました。すると『はさがけ』について「お米Q&A」のホームページでは次のように書かれていました。
はさがけ乾燥は、機械乾燥に比べて、
1.ゆっくり乾燥するので割れ粒発生や味の低下が少ない、
2.穂の形が残ったままで乾燥するので後熟※が進む、
3.省エネルギー乾燥である、
ということで、最近見直されている面もあります。
※はさがけ: 木材などを組んでつくった「はさ」に、刈り取った稲をたばねて
かけ、天日で乾燥させること。 「はさがけ」のほかに、1 本の棒に巻きつける
ように稲をかけていく「棒かけ」など地方によってさまざまな天日乾燥の
方法があります。
※後熟(こうじゅく): 刈り取ったあとでも、お米の実りが進むこと。
この天日干しのお米は,10月5日の「熊川いっぷく時代村」で5年生が1kg500円で販売する予定です。よろしければお立ち寄りください。
今日は4年生の話題です。9月10日(水)に海浜自然センターの松村さんと福井県立大学のお魚に詳しい学生さんにお越しいただき,4年生が鳥羽川の生き物観察を行いました。子どもたちが見つけた生き物は,カワムツの稚魚,ミナミヌマエビ,スジエビ,ドンコ,トンボのやご,土ガエルのオタマジャクシなどでした。また,松村さんからクイズ形式でハグロトンボのちがいについてのお話がありました。ハグロトンボは腹が光った緑色のものと茶色のものがあるそうです。腹が光った緑色なのがオスで腹が茶色なのがメスだそうです。この日の鳥羽川の水は,最近の台風や海士坂の工事のこともあって泥水でしたが,校長先生のお話では,「稚魚などがいることを考えると,少しずつ生き物がふえてきているのではないか」と話されていました。嬉しいことに,ゴミは全くなかったそうです。これからもきれいで生き物がいっぱいの鳥羽川であることを願っています。
本校には,スクールプランを実現するために3つの部会があります。『確かな学力部会』『豊かな心部会』『健やかな体部会』です。今日は3部会の中の『健やかな体部会』の取り組みについての話題です。『健やかな体部会』では,重点目標を「丈夫な体づくりに取り組む子の育成」として,4月から様々なことに取り組んでいます。9月の取り組みは5・6年生が陸上練習のため,対象を1~4年生に設定し,朝の運動に取り組んでいます。運動の内容は,①一輪車 ②竹馬・ケンパーとび ③ゴムとび ④フラフープ の4種類です。朝の活動の時間を利用して,火曜日と木曜日に1~4年生までが赤白青黄の縦割り班に分かれて活動をしています。竹馬の数が少なかったので,早速新しい竹馬を購入していただきました。
放課後,早速,新しい竹馬で楽しそうに遊んでいた3年生の様子をご覧ください。
今日は,稲刈りの話題です。老人クラブのみなさんにお世話になり,5年生の17名が稲刈り体験をしました。4か月前の5月16日に植えた苗は,すくすくと育ち立派な黄金色の稲穂に成長しました。はじめは慣れない手つきでどうなるのか心配でしたが,老人クラブのみなさんから丁寧に稲刈りのコツを教えていただき,子どもたちは徐々に腕をあげていきました。およそ2時間をかけて刈った稲は,老人クラブの方が藁で結んでくださり,5年生がプールのフェンスまで運びました。フェンスに干された稲を見ると,子どものころに見た稲木の光景を思い出しました。子どもたちの作ったお米は,『コウノトリ米(品種:アキサカリ)』と名付け,10月5日の『熊川いっぷく時代村』で販売される予定です。(その他にも予定はありますが,今は秘密です。)
老人クラブのみなさんと若狭町産業課の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。開始式には森下町長様にもお越しいただき,あいさつをいただきました。ありがとうございました。
鳥羽地区には,『山内かぶら』という伝統野菜があります。若狭町のホームページには,伝統野菜の説明として『伝統野菜とは、その土地で古くから作られてきた野菜で、毎年種取りを100年以上前からその地域で行っているものに限ります。採種を繰り返していく中でその気候風土にあった野菜として確立されてきたものです。』といった記述があります。
社会科の学習の一環で,本校の3年生が『山内かぶら』の栽培に挑戦しました。栽培に当たっては,実際に『山内かぶら』の栽培に携わっておられる『山内かぶらちゃんの会』の方々にお世話になりました。今日は第1回目ということで種まき体験をしました。子どもたちは,『山内かぶら』の種の大きさを見て,ホウセンカの種よりも小さいことに驚いていました。10cmの間隔をあけながら,芽が出てくることを楽しみにしながら種まきをしていました。実際には,3~4日ほどで芽が出るそうです。種まきの後は,『山内かぶら』について『山内かぶらちゃんの会』の方に質問をしていました。その中で,『山内かぶら』が100年以上前から作られていることを知り,驚きの声が上がっていました。また,『山内かぶら』を使った料理の中に,「ぎょうざ」があることを知り,「食べてみたい!」と意気込んでいました。『山内かぶらちゃんの会』の方々,お世話になり,ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。なお,今日の様子がテレビで放送されます。
【放送予定】
福井放送:おじゃまっテレ⇒9月12日(金) 17:00~ 18:00~
チャンネル0⇒9月12日(金) 17:30~
福井テレビ:福井スーパーニュース⇒9月15日(月) 18:15~
今日は,教員サイドの話題です。文部科学省のHPでは,『初任者研修』のページに次のように書かれていました。
「新規採用された教員に対して、採用の日から1年間、実践的指導力と使命感を養うとともに、幅広い知見を得させるため、学級や教科・科目を担当しながらの実践的研修(初任者研修)を行うこととされています。」(根拠法:教育公務員特例法23条)
今年度,本校に新規採用されたのが3年生を担任している道前先生です。実践的研修ということで,国語の授業を公開し,嶺南教育事務所の指導主事の先生から指導や助言をいただきました。二十年前に新規採用者だった私も,昔を思い出しながら,若い先生から多くを学びました。新規採用者だけでなく,われわれ「教育公務員は,その職責を遂行するために絶えず研究と修養に努めなければならない。(教育公務員特例法第21条)」ともあります。お互い切磋琢磨して今後の教育活動に生かしていきたいです。