本日1学期の終業式がありました。17名の新入生を迎えた入学式から,はや終業式を迎えました。大きな事故もなく,みんな元気に過ごせたのは大変有難いことです。
終業式では,校長先生から「夏休みの過ごし方」,生徒指導主事からは「安全に関する話」がありました。以下,校長先生のお話並びに本日の児童の様子をご覧下さい。
”いよいよ明日からみなさんが楽しみにしている夏休みが始まります。家族での楽しい計画、地域や子ども会の行事、スポーツ少年団の練習や試合など楽しみにしていることも多いと思います。楽しい夏休みにするためには、まず健康です。病気やけがをしては楽しい夏休みがかえってつらく悲しい夏休みになってしまいます。体調管理に十分気をつけてください。
それではどうしたら病気やけがを防ぐことができるのでしょう?まず大切なことは、規則正しい生活をすることです。みなさんは毎日だいたい同じ時間に寝て、同じ時間に起きていると思います。それが夏休みになるとどうしても不規則になりがちです。
習慣という言葉を知っていますか?人間の体は不思議なもので、たまにするとつらいことや面倒くさいことでも習慣になると感じなくなります。ご飯を食べた後、歯を磨きますが面倒くさいですか?校長先生は子どものころ朝しか磨いていませんでした。しかし、大人になってから夜にも磨くようになりました。そして小学校に勤めるようになってから昼も磨くようになりました。初めは面倒くさかったのですが続けていくうちに習慣になり面倒くさいどころか磨かないと気持ち悪くなしました。
ある本には、習慣化するまでの期間が書いてありました。勉強、読書、日記、整理整頓、ウオーキングなどは1ケ月、早寝・早起き、ジョギング・筋トレ、ダイエット・禁煙(みんなには関係ありませんがお父さん、お母さんには関係ありそうですね)は3カ月だそうです。そこを乗り越えれば習慣になって苦痛ではなくなり、続くそうです。
逆に、ゲームやSNSなどを長時間夏休みにしているとそれは悪い習慣になってしまい、新学期が始まっても止められないようになってしまいます。
みなさんは毎日学校に通っているときは、規則正しい生活をしていてそれが習慣になっていますね。夏休みの間にこれを壊してしまうと、また、習慣にするために時間がかかってしまいます。規則正しい生活に気をつけて病気やけがのない夏休みにしてください。そして、2学期には元気な姿で登校してくれるのを待っています。”
今日は5限目に、全校でラジオ体操の練習を行いました。今日の練習では、集落ごとに集まって、お互いの動きを見て、できているかどうかを見合ったり、正確にできるように具体的なアドバイスをしたりしました。間違いやすい動きや足の位置などを確認した後、音楽に合わせて体操をしました。集落ごとに集まって練習を行ったことで、高学年が低学年に教えたり、兄弟で教え合ったりする姿が多く見られました。今日の練習に意欲的に取り組む姿から、夏休みを楽しみにしている気持ちと、ラジオ体操をがんばろうという気持ちが伝わってきました。夏休みを元気に過ごすことができるように、今日の練習のポイントを思い出しながら、毎朝のラジオ体操に一生懸命取り組んでほしいと考えています。
いよいよ一学期もあとわずかになり、今学期最後のクラブを行いました。今回は、科学実験クラブと手芸&小物作りクラブの紹介をします。
科学実験クラブは、今回は気球作りをしました。アルミホイルカップとポリエチレンのふくろ、導線を使い、エタノールを燃料にして気球を作ります。前回もチャレンジしましたが失敗に終わり、今回はそのリベンジでした。みんなで協力しながら楽しそうに気球作りに取り組みました。
手芸&小物作りクラブは、毎回自分の作りたいものを持ってきて制作に取り組んでいます。手芸では、マスコット人形やクッションカバー、ティッシュケース、小物では、消しゴムはんこ作りなどに取り組みました。みんな真剣に静かに、黙々と作品作りに取り組みました。
前期クラブは、2学期も引き続いて行い、後期クラブは10月後半からスタートする予定です。
今日は、3年生の話題です。今日、3年生が「えがお池生き物観察会」の学習を行いました。講師の先生を3名お招きし、まずは、観察の服装や網の使い方について教えていただきました。網の使い方に気をつけながら、生き物の捕獲を始めました。たてわり班ごとに、捕獲した生き物をバケツに入れていきました。網に入った生き物がなかなか触れなかった子も、コツを教えていただいて、自分の手で触ることができるようになりました。また、地区の方の田んぼの周りも観察させていただき、大きなツチガエルを捕まえた班もありました。その後、自分たちが捕獲した生き物を「魚・昆虫・エビの仲間」などに分類し、数を数えたり、気づいたことをメモしたりしました。名前が分からない生き物は、講師の先生方に教えていただいたり、特徴を説明していただいたりしました。たくさんの生き物がいることに、子どもたちはとても驚いており、「生き物がさらに好きになった!」と感想を言っていました。講師の先生方のおかげで、自分たちの身近にいる生き物について、詳しく学ぶことができました。また、時折小雨が降りましたが、地域の方々にも見守っていただく中で、楽しく活動することができました。
昨日、2年生が生活科の学習で、大鳥羽にあるとんぼ池に出かけました。このとんぼ池は、大鳥羽集落の方がつくられたもので、田んぼを利用した広いビオトープです。池には、きれいな蓮の花がたくさん咲いていました。そのとんぼ池で、2年生の子どもたちは、橋の上から、または、池に入ってどろんこになりながら、生き物探しに夢中!「今あそこにメダカおったで。」「やったあ、ドジョウ捕まえた。」と、あちこちで喜びの声があがっていました。悔しくも捕まえられなかった子どもたちは、また、この池に来て、生き物探しをする計画を立てる様子も見られました。マルタニシ、メダカ、ドジョウ、ザリガニ、ドンコ、イモリ、カニ、ヤゴなど、多くの生き物を捕まえ、バケツやケースに入れて学校へ持ち帰りました。しばらくの間、教室で飼育観察し、また、再びとんぼ池に戻す予定です。とんぼ池は、学校近くのえがお池同様、たくさんの生き物が生息し、水深も浅く、生き物観察には絶好の場所でした。